たなたろです。バイ キリアン(By Kilian) の香水 『ダークロード(Dark Lord)』の香りを試しました。
いい感じの中二病なネーミングと収納ボックス、そしてラムから始まる重量感のある香り…あまりないタイプで結構好きです。
『ダークロード(Dark Lord)』の香り
バイキリアン(By Kilian)『ダークロード(Dark Lord)』は2018年に出たばかりです。
香りはベルガモットからすぐラム、レザーの存在感が出始めます。
普通はトップはシトラスが強めに香りますが、ダークロードの場合、逆。むしろ最初からレザーが主でベルガモットが従と言うポジションニング。
『ダークロード』 は時間の経過とともに、次第にパチョリなどと絡まってスモーキーなレザーに昇華されます。サンダルウッドも全体のトーンを暗くしてくれます。
渋いねえ…スーツの男性の夜遊びのお供と言った空気です。男性の方が使いやすいでしょうね。
全体的にニッチフレグランスにありがちな個性的な主張はなし。使いにくさはありません。
トップ
- ベルガモット
- ペッパー
- 華北山椒
ミドル
- ラム
- ジャスミン・サンバック
- ダバナ
ラスト
- レザー
- ベチバー
- パチョリ
- シダー
調香は大御所、アルベルトモリヤス
『ダークロード』 の調香師はアルベルトモリヤス(Alberto Morillas)。
1994年のカルバンクライン(Calvin Klein)の香水『CKワン(CK One)』を始め、デザイナーズフレグランスの有名どころに幾度となく関わっており、新境地を開拓し続けてきた、世界の調香界のレジェンドです。
『ダークロード』はさすがに癖とか個性が際立つものではないので、案外使いやすいです。だからでしょうか、収納ボックスの方はインテリアとして癖が強い。
自己主張の収納ボックス
がこれ↓。
『ダークロード』の香りの個性はそれほどありませんが、インテリアとして使える収納ボックス。これは部屋に女の子を呼んでチャラ付く遊び盛りの20代~30代の男性が目に浮かびます。
そう言ったユースを想定しているかは分かりませんが、バイキリアンの香水の付属収納ボックスはどれも個性的で、あと作りが割としっかりしています。
香水を、香りだけでなく、その香り+体験として消費して欲しい、そう言ったキリアンの思いがある様に感じます。
他のバイキリアン(By Kilian)の収納ボックスは、シルバーのボックス『イントキシケイテッド(Intoxicated)』 と 『スモークフォーザソウル(Smoke for the Soul)』、ブラックのボックスの『バックトゥブラック(Back to Black)』。色々あって面白いです。
なお 『ダークロード』 の香り自体は40代とか50代でも行けると思いますよ。
価格は50mlで36,720円。
コメント