たなたろです。ペンハリガン(Penhaligon’s)の香水『ハルフェティ(Halfeti)』を肌に乗せて試した口コミ・レビューです。
『ハルフェティ(Halfeti)』の香り
『ハルフェティ(Halfeti)』はペンハリガンのトレードルートコレクションの1つで、ウード+ローズを基調とした香り。トルコの「ハルフェティ」と言う村に咲くと言う黒バラがメインです。
トップはグレープフルーツやベルガモットなどのシトラスがほんの少しと、クミン、カルダモン、ナツメグなどのスパイスがかなり強く香ります。またヨモギのハーバルなテイストがローズの甘さを良い具合に引き算しており、ウードやスパイスと言うよりはどちらかと言うとクールなローズが目立つかな、と言う印象。ちょっと面白いですね。
そしてトップが終わると香りが大きく変わってきます。甘さが次第に強さを増していきシナモンのバナナっぽいクリーミーさに変わるんですね。加えてシナモンがグルマンっぽさを添えています。とても面白いです。
あとスズランやバイオレットが背景で優しく香っていて、全体のオリエンタルで甘い雰囲気を和らげています。
後半からは全体的にウードよりローズよりフルーツ寄りの柔らかい甘さが目立つフローラル。フルーツ寄りと言ってもバナナなのかフィグなのかは敢えてはっきりさせていないものの、グルマンに近いフローラル。男性よりも女性が好きそうに思えます。
ウードローズ(正式にはトレードルートコレクション)3部作はGinza Six限定の取り扱い。
ハーバルなウードローズ『ウードドニル(Oud de Nil)』レビューはこちら。
スパイシーなウードローズ『エッサウィラ(As Sawira)』レビューはこちら。
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