紅茶が香る、ルイヴィトン『イマジナシオン』

Imagination Louis Vuitton ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)の香水

たなたろです。ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)の『イマジナシオン(Imagination)』を購入しましたので、肌に乗せて試した感想・口コミレビューです。

紅茶の世界が広がる香り

って書くとみんな紅茶の香り大好きだと思いますが、「期待した通り」だと思って貰えればと思います。つまり、まあストレートな紅茶なのです。最近shiroの『アールグレイ』が秒で売り切れたりもするなど、紅茶系の香水は世界的にみんな好きですよね。

シトラスがすぱっとはじけるトップから、しばらくは柑橘類のジュースをたっぷりと味わえます。

ミドルでは紅茶の茶葉の香りが出てきます。ヴィトンの店員さん曰く、スタッフの方がみんな「午後ティーだ!」となったらしい。まあ分かる。紅茶にベルガモットでアールグレイとなりますので、アールグレイみあり、とも言えます。

ミドルの紅茶が少しずつ弱まるにつれて、ベースに隠れていたアンバーグリスが顔を出してきます。個人的にはこのアンバーグリスはきちんと香るのですが、それでもかなり綺麗というか、アニマリックな雑味を抜いた様なムスクっぽいそれです。肌に馴染むタイプですね。個人的にはとても好きなアンバーグリスです。

ルイヴィトンの公式の説明の仕方的に恐らくこの『イマジナシオン』のメインは紅茶ではなくアンバーグリスなのでは無いかと思います。でもそれだと香水マニア以外は「アンバーグリスって何?」となりますよね。なので色々載せて行ったのかも知れません。

ラストに近づくにつれ、ジャックキャバリエおなじみのキャロンも感じられます。キャロンとは別名カロン、水っぽさを演出する瓜っぽい芳香の香料の事。テーマが「海」でありアンバーグリス(マッコウクジラの胆石)なので、海原を感じさせる表現です。意外と紅茶と合うというか、陽の光を浴びて育った元気なベルガモットの果実感や、キラキラと反射する透明な海の雰囲気がプラスされるかのようです。良いですね。

なお香水名の「イマジナシオン」はImaginationと書き、フランス語読みをします。私はヴィトンのお店で名前を店員さんが口にするまでイマジネーションだと思っていました。笑

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