ラボラトリオ オルファティーボ『アンダーグラウンド ヴァイブス(Underground Vibes)』

Underground Vibes Laboratorio Olfattivo ラボラトリオ オルファティーボ(LABORATORIO OLFATTIVO)

ラボラトリオ オルファティーボ(Laboratorio Olfattivo)の新作香水『アンダーグラウンド ヴァイブス(Underground Vibes)』。

調香師はAntoine Lie(アントワーヌ・リー)。Extreme Collectionから発売。価格予想は30mL 14,300円。

公式の説明によると、”アンダーグラウンドのレイヴパーティーのエレクトリックかつ幻覚的な空気感を香りで表現した一作。ポストインダストリアルな地下空間や秘密の集会所に漂う「人工楽園」の記憶を呼び起こすフレグランス。”とのこと。

トップノート

カンナビス(ヘンプ)
ウイスキー CO2エキス
ジュニパーベリー

ミドルノート

ナガルモタ(シプリオール)
ガソリン アコード
セメント アコード
イモーテル アブソリュート
フローラルノート(微細)

ベースノート

ニューカレドニア産サンダルウッド
インドネシア産パチョリ
アトラスシダー
アイリス
ベトナム産ウード

香りの特徴

公式情報によるとコンセプトは「地下鉄」「セメント」「タイヤのゴム」「煙」「工業的な油」「人工的な快楽」といった“アンダーグラウンド文化”を象徴する香り。パリのメトロのゴムとセメントの香りがメインテーマ。パリの地下鉄特有のゴムタイヤの摩耗した匂い(特に1,4,6,11,14号線)をイメージしたとのこと。

香りの最初に「ネオングリーン」(カンナビスを示唆)の一撃として現れるが、すぐに黒い樹脂的な影に消える。あくまで脇役。ガソリン・セメント・鉱物的なパウダリーさが中心を成し、レザーにも似たオイリーな側面を持つ。

ベースはウッディでスモーキー、かすかにスイート。着慣れた服のような「身体的な心地よさ」を感じる仕上がり。

エクセンス(Esxence)出展

Laboratorio Olfattivoは、2025年2月の世界最大級のフレグランスの祭典であるEsxenceにおいて Extreme Collectionの新作として『Underground Vibes』を展示していました。

2025年のEsxenceは「グルマン系」や「ベジタブル系」「煙・レザー系」など多彩な新作が並ぶ中で、『Underground Vibes』は特にアンダーグラウンド感、工業的アコードが強い異色の存在として目立っていた様です。

参考:Laboratorio Olfattivo『Underground Vibes』公式サイト

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