たなたろです。リキッドイマジネール(Liquides Imaginaires)の香水『ボート ドゥ ディアブル(Beaute du Diable)』を肌に乗せて試香した口コミ・レビューです。
画像出典:persefume.com
『ボート ドゥ ディアブル(Beaute du Diable)』の香り
『ボート ドゥ ディアブル(Beaute du Diable)』の香りはスパイシーウッディで、ジンやアブサンなどのお酒が香ると言う変わり種です。
トップから、イタリアンレモンやビターオレンジなどがかなり長い間、強い酸味を放ち、そしてまるでレザーの様な苦みやスモーキーさ、アニマリックさ、酸味を持つジンやアブサンに、さらに酸味を感じるクローブ、コリアンダーなどのスパイスが香ります。
不思議な香り立ちで、酸味のあるウッディだけど、アガーウッド(ウード)だけでなく、コブルストーン(丸石=地面に敷き詰める石材の一種)の香りなど、香水としてこう言う匂いって今まであったかな?と言うほど。
個人的にはレモンやクローブ、ジンが一番香るため、アロマティックなものに感じるのですが、コブルストーンなどの香りを再現しているとの事で、ケミカルな香り立ちでもあるんですね。
この手の発想では、ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)が寺院の石畳を香りで描いた『ゾンカ(Dzongkha)』がありますね。ゾンカはアニス風味を持つパピルスなどで石畳を表現したと思われます。
ラストはカーネーション やローズのほろっとした粉っぽさと甘さが出てきます。
『ボート ドゥ ディアブル(Beaute du Diable)』は2019年発売。
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