ペンハリガン(Penhaligon’s)とは
創設:1860年代後半(※日本のWikipediaでは1870年)
創設者:ウィリアム ヘンリー ペンハリガン(William Henry Penhaligon)
ペンハリガン(Penhaligon’s)はイギリス王室御用達のフレグランスメゾン。創設者のペンハリガンは理容師 兼 調香師としてヴィクトリア女王に仕えたとの事。
ペンハリガンは王室御用達ブランドのDNAを今でも守っており、香り立ちは非常にクラシックなもの、モダンな香りのもの様々です。
近年ではポートレートシリーズを展開しており、ボトル買い需要やコレクター需要に応える一面も。ビジネスは上手いなと感じます。
ペンハリガン(Penhaligon’s)の香水一覧
- ハマン ブーケ(Hammam Bouquet)…1872年。ペンハリガンが発表した初の香水。
- ブレナム ブーケ(Blenheim Bouquet)…1902年。王室のビスポークフレグランスとしてペンハリガンの中で最古のもの。ブレナム宮殿に居住していたマールバラ公の注文を受けて製作され、ウィンストン チャーチルも愛用していたもの。
- イングリッシュ ファーン(English Fern)…1911年
- ドウロ オー ド ポルトガル(Douro Eau de Portugal)…制作年不明
- リリー オブ ザ バレー(Lily of the Valley)…1976年
- バイオレッタ(Violetta)…1976年
- ブルーベル(Bluebell)…1978年
- ビクトリアン ポージー(Victorian Posy)…1979年(販売終了)
- エリザベサン ローズ(Elisabethan Rose)…1984年(販売終了)
- ラケット(Racquets)…1989年(販売終了)
- コルヌビア(Cornubia)…1991年
- クァーカス(Quercus)…1996年
- カスティーユ(Castile)…1998年
- LP No.9 フォー レディース(LP No.9 for ladies)…1998年
- LP No.9 フォー メン(LP No.9 for men)…1999年
- アルテミジア(Artemisia)…2002年
- エンディミオン(Endymion)…2003年
- マラバー(Malabah)…2003年
- ラバンデュラ(Lavandula)…2004年
- エレニシア(Ellenisia)…2005年
- オーパス1870(Opus 1870)…2005年。ペンハリガンの創業を記念して製作された。
- リリー&スパイス(Lily & Spice)…2006年(発売終了)
- エリクサー(Elixir)…2008年(発売終了)
- アマランシィ(Amaranthine)…2009年(発売終了)
- サルトリアル(Sartorial)…2010年
- ジュニパー スリング(Juniper Sling)…2011年。2012年にFiFiフレグランス財団賞(英語版)のLuxe Men部門にノミネートされた[9]。
- ピオヌーヴ(Peoneve)…2012年
- ヴァーラ(Vaara)…2013年。マハーラージャ、ガジュ シン2世のために製作された。
- アイリス プリマ(Iris Prima)…2013年。イングリッシュ ナショナル バレエ(英語版)とのコラボレーションにより製作された。
- バイオリア(Bayolea)…2014年。ペンハリガンの過去の作品から製作されたベイラムトニックの現代版。
アンソロジー(Anthology)コレクション
2009年7月から2011年にかけて以下を再販。
- オー ド コローニュ(Eau de Cologne)…1927年(販売終了)
- ジゾニア(Zizonia)…1930年
- オー ド ヴェルヴェーヌ(Eau de Verveine)…1949年(販売終了)
- エクストラクト オブ ライム(Extract of Limes)…1963年(販売終了)
- ガーデニア(Gardenia)…1976年
- ナイト センテッド ストック(Night Scented Stock)…1976年
- オレンジ ブロッサム(Orange Blossom)…1976年
- ジュビリー ブーケ(Jubilee Bouquet)…1977年(販売終了)
- エスプリ ド ロワ(Esprit du Roi)…1983年
- オー サン パレイユ(Eau sans Pareil)…1988年
トレードルーツ(Trade Routes)コレクション
2014年9月、19世紀末のロンドンでの貿易の急増に着想を得た4つの香りで構成されたコレクションを発表
- エンプレッサ(Empressa)…2014年。シルクと贅沢な品物からインスパイアされ、ロンドンで取引されています。
- ロタール(Lothair)…2014年。最後の最大のティークリッパー船にインスパイアされ、その名前が付けられました。
- ラヴァンティウム(Levantium)…2014年。John Masefieldの詩に記述されているように、波止場の上に積み上げられた商品に触発されました。
- エッサウィラ(As Sawira)…2015年。モロッコで最初の海港、エッサウィラに触発。
ランドスケープ(Landscape)コレクション
2015年にイギリスの海岸線の荒野に触発された香りを発表しました。
- ブラステッド ヒース(Blasted Heath)…2015年
- ブラステッド ブルーム(Blasted Bloom)…2015年
- エキノクス ブルーム(Equinox Bloom)…2015年
ポートレート(Portrait)コレクション
- ローズ公爵夫人(The Coveted Duchess Rose)…誰からも愛されるローズ公爵夫人
- マシュー(The Impudent Cousin Matthew)…無礼ないとこ、マシュー
- フローラ(The Ingenue Cousin Flora)…純真ないとこ、フローラ
- ジョージ卿(The Tragedy Of Lord George)…ジョージ卿の悲劇
- ミスターサム(Blazing Mister Sam)…情熱的なアメリカ人、ミスターサム
- コンスタンス(Changing Constance)…先進的な女性、コンスタンス
- ラドクリフ(Roaring Radcliff)…享楽的なラドクリフ
- ヤスミン(日本未発売・阪急メンズ東京限定)(The Bewitching Yasmine)…ザ ビーウィッチング ヤスミン
- ネルソン公爵(デューク)(Much Ado About The Duke)…お騒がせネルソン公爵(デューク)
- ブランシュ夫人(The Revenge Of Lady Blanche)…ブランシュ夫人の復讐
- クララ(Clandestine Clara)…秘密の女、クララ
- ソハン(日本未発売・阪急メンズ東京限定)(The Uncompromising Sohan)…ジ アンコンプロマイジング ソーハン
- ボーレガード(Monsieur Beauregard)…フランス人美青年ボーレガード
- ドロシア伯爵夫人(The Ruthless Countess Dorothea)…冷酷非情なドロシア伯爵夫人