エトロ(Etro)の香水とは
エトロはジンモ エトロ(Gimmo Etro)が1968年に創立したイタリア発のファッションブランドです。ペイズリー柄がアイコン化していて、よくご存じの方も多いと思います。百貨店なんかにもブティックがありますよね。
エトロの香水は1989年から作られ続け、37種類があり、日本にはその役半分が入ってきています。エトロの日本の正規代理店は川辺ですが、エトロの日本支社自身もまたブティックにフレグランスを入荷させています。もちろん価格などは統一されています。
エトロの香水、私は大好きなんですよね。サンプルでほとんどを試しましたが、クラシックな作りでありながら、古さを感じさせません。
具体的に言うと、香料の種類が多く、ミキサーにかけたように少しずつ多くの要素が混じり、1つのノートかの様に感じられると言うのが私の指すクラシックな香水の構造です。
エトロの場合はその時々のトレンド(アルデヒドやフゼア、アクアティックノート)などを過度に取り入れる事があまりないのです。
なので今付けてみても80年代や90年代の香水である事は何となく分かるのですが、古さを感じず、現代でも受け入れられる香りなんですよね。
だから大ヒットと言うのは無いかもしれませんが、いつの時代も変わらず安定して受け入れられそうなアイテムが多いと感じます。
あとベースノートが共通しているのか分かりませんが、最終的に多くの作品が石鹸ぽくなります。ムスクやシダー、ベチバーなどでしょうか、柔らかかったりスモーキーだったり、お風呂上りのリラックス感の様な雰囲気を感じて心地よい気分に浸れるんですよね。色々他のブランドを試しても事あるごとについ戻ってきてしまう香りです。
エトロ(Etro)の香水一覧
- アンブラ(Ambra)…1989年
- ゴンマ(Gomma)…1989年
- ヘリオトロープ(Heliotrope)…1989年
- レモン ソルベ(Lemon Sorbet)…1989年
- マゴット(Magot)…1989年
- パレ ジャメ(Palais Jamais)…1989年
- パチュリ(Patchouly)…1989年
- ロイヤル パビリオン(Royal Pavillon)…1989年
- サンダロ(Sandalo)…1989年
- ベチバー(Vetiver)…1989年
- メス ド ミニュイ(Messe de Minuit)…1994年
- ビコロ フィオーリ(Vicolo Fiori)…1996年
- シャール ナー(Shaal Nur)…1997年
- エトラ エトロ(Etra Etro)…1999年
- ベネトロエッセレ レイビング(Benetroessere Raving)…2001年
- ベネトロエッセレ リレント(Benetroessere Relent)…2001年
- ベネトロエッセレ リゾート(Benetroessere Resort)…2001年
- ニュー トラディション(New Tradition)…2002年
- アニス(Anice)…2004年
- マホガニー(Mahogany)…2004年
- ムスク(Musk)…2004年
- ダイアンサス(Dianthus)…2006年
- ヴィア ヴェリ ヴィンテージ リミテッド エディション(Via Verri Vintage Limited Edition)…2008年
- ペガソ(Pegaso)…2009年
- リレント(Relent)…2010年
- ペイズリー(Paisley)…2011年
- ヴィコロ フィオーリ オー ド パルファム(Vicolo Fiori Eau De Parfum)…2011年
- グリーン ストリート(Greene Street)…2012年
- ラジャスタン(Rajasthan)…2013年
- ジャカード(Jacquard)…2014年
- ロー マイセルフ(Io Myself)…2015年
- マーカトリー(Marquetry)…2015年
- パチュリ オー ド パルファム(Patchouly Eau de Parfum)…2016年
- シャンタン(Shantung)…2016年
- マンローズ(ManRose)…2017年
- ムスク オー ド パルファム(Musk Eau de Parfum)…2018年
- ウダイプール(Udaipur)…2018年