たなたろです。 バイ キリアン(By Kilian)の香水『バンブー ハーモニー(Bamboo Harmony)』の感想レビュー・口コミです。
香りの印象は「お茶」。
『バンブー ハーモニー(Bamboo Harmony)』の香り
バイ キリアン(By Kilian)『バンブー ハーモニー(Bamboo Harmony)』の香りは、春~夏香水としては最適ですよね。めちゃ映えると思います。9月ぐらいまで浴びたいやつ。
バイキリアンと言えばなんとなくケバい、もとい濃い強い重たい香りが得意なイメージが個人的にあります。
でも本作はシトラスグリーンをまとった「お茶」。キリアンにしては珍しい。こんなカジュアルで売れ筋を狙う事もあるのだと。中国マーケットを攻めたい向きもあったみたいで。同じキリアンのお茶系では『スモークフォーザソウル(Smoke Foe The Soul)』が近いかな。
最初はベルガモット、ダイダイ、ネロリから始まります。次第にホワイトティーリーフ、ミモザ、フィグリーフなど終始優しいシトラスやグリーン調の香りが広がります。名前通りバンブー=竹をほんのりと意識した香り。
ただ、シトラスもグリーンもホワイトティと絡み、どちらかと言うとお茶の印象が競り勝つ印象ですね。
バイキリアンと言えば収納ボックス
バイキリアンは、付属の収納用のボックスが付いています。創設者のキリアンはヘネシー家ですので、そう言ったアイデンティティを大切にしています。さながら高級ブランデーのボックスの様。ここまで来るとインテリア。
※イメージ図
キリアンのフレグランスの価値は香りにある事はもちろん。その収納ボックスも素晴らしいです。これを目当てに購入する事もありです。それもバイキリアンの仕掛ける購買体験の一つ。
インテリアとしてちょっとした話のきっかけだったり、威張りを利かせるだとか。あなたを彩る香りの体験に一歩深みを与えてくれるものになります。
似てるお茶系のフレグランス
さて香りの方に話を戻しましょう。
他のお茶系フレグランスと比べると、ミラーハリス(Miller Harris)の『ティー トニック(Tea Tonic)』を髣髴とさせますね。ブルガリの『オ パフメ』シリーズほどフローラルしていません。
他はジョーマローン(Jo Malone London)の『レアティー』シリーズや、エリザべスアーデン(Elizabeth Arden)の『グリーンティ』の様に「誰でもウェルカム」なタイプのお茶です。
オード パルファム 50ml。調香師はカリス ベッカー(Calice Becker)。
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