たなたろです。ルイヴィトン(Louis Vuitton)の『カリフォルニア ドリーム(California Dream)』を肌に乗せた口コミ・感想レビューです。
『カリフォルニア ドリーム(California Dream)』の香り
『カリフォルニア ドリーム』はマンダリンオレンジがトップからぱっと拡散するシトラスノートです。このシトラスは芳醇で良いですね。恐らくかなりの割合で天然香料を使っている気がしていて、とても多面的な果汁感、果実感があります。できれば肌に乗せて肌に顔を近づけて、しっかり堪能してみて欲しい。
また香りに酸味は強くなく、少し木と言うか樹脂っぽくて、しっかりした果汁感があり、甘さはない。そんなシトラスです。
ムスクやアンブレットシードがベースにあるようですが、最初はわかりにくいんですよね。少し時間が経つと最初はシャープに感じた柑橘の香りが幾分かまろやかに、やや淡いトーンで包まれます。バニラやベンゾイン等はよほどきちんと香りに集中していなければわからないと思います。
何となくムスクっぽさありますし、オレンジの果汁をちょっとまろやかに、ムスキーに、ふんわりとさせたような、そんな作り方でした。
テーマとして、日没の時間帯、沈みゆく夕日と空の色をボトルカラーで表現したそうです。このボトルカラーはアーティストのアレックス イスラエル(Alex Israel)氏のシグネチャーカラー「スカイバックドロップ」と呼ばれるもので、まるでインスタのロゴマークのような綺麗な夕焼け時の空のグラデーションカラーですね。
この『カリフォルニア ドリーム』はヴィトンが展開する「コロンのように軽やかだけど長続きする」コンセプトの「パルファン・ド・コローニュ」シリーズの1つです。日本でも相当な数が売れているらしく、芸能人の愛用者も多いとのこと(店員さんが実際接客した話を聞きました)。
調香師はヴィトン専属のマスターパフューマー、ジャック キャバリエ ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)。
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