たなたろです。メゾン クリスチャン ディオール(Maison Christian Dior)の香水『ホーリー ピオニー(Holy Peony)』を肌に乗せて試香した口コミ・感想レビューです。
『ホーリー ピオニー(Holy Peony)』の香り
メゾン クリスチャン ディオールのキラーコンテンツの1つがフルーツの香りだと思うのですが、この『ホーリーピオニー』も正にそんなフルーツがしっかりと盛られたフローラルです。
『ホーリーピオニー』のトップノートからローズ、ピオニーの甘いフローラルに加え、これまた甘いフルーツ盛り合わせが一体となって放たれます。
とても甘い柔らかでふくよかなピオニー=芍薬を中心にローズで補強を行い、クランベリー、ブラックベリー、アプリコットなどの甘いタルトを頬張るかのような、少しグルマン系よりのフローラル調。
非常にクリーミーな要素もありラクトン類というかもしかしたら桃とかココナッツなども含まれているかもしれません。それぐらい多様なフルーツを感じる香りでもあります。
ローズやピオニーはみずみずしく青さもあるようなそれで、甘さの強めなフルーティフローラルを少し引き締めてくれていますね。楽しげな雰囲気が伝わります。
長く続くフルーティフローラル調ノートから少しずつ柔らかく、優しいムスクへと落ち着いていき、いつの間にか消えていくような儚さもありますね。全体的に強い香りではなく、日本でもまといやすいのでは無いでしょうか。
2019年発売。調香師は専属のフランソワ ドゥマシー(Francois Demachy)。
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