『レ サーブルローズ(Les Sables Roses)』ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)

Les Sable Rose ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)の香水

たなたろです。ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)の香水『レ サーブルローズ(Les Sables Roses)』を肌に乗せて試した口コミ・感想レビューです。

『レ サーブルローズ(Les Sables Roses)』の香り

ローズのエッセンシャルオイルの様な豪華さ。

まずこのローズそのものが凄いです。青さもあり、スパイシーさもあり、メタリックなテイストもあり、と様々な表情を見せてくれます。スパイシーさを少量のサフランやブラックペッパーでわずかに強調しつつ、華やかなローズをややくすんだ色合いに仕立て上げるウードとアンバーグリス。

ローズ系の香水って有り触れてます。ローズはメインでもサブでもよく使われる。汎用性が高く、そして良い香りなので無難でもあります。だから私も最初は、退屈な香りでありませんようにと思いました。

ですがそこはルイ ヴィトン。奇をてらったクリエイティブすぎる香りで勝負するのではなく、多くの歴戦の雄が挑戦し続けたローズと言う素材を、最高級の中の最高級で仕立てようとしたみたいです。

中東マーケットに向けたウードのシリーズとの事ですが、ローズは最高級のものを厳選し、しかも特殊な手間のかかる工程で抽出された精油を使用。そして分子単位で緻密な香りのバランスを計算し、様々な要素を織り込みながら丸く整った香調を作り上げる。

これはルイ ヴィトン(Louis Vuitton)にしか出来ない様で、調香師として長年世界のトップに君臨するジャックキャバリエ meets LVMHグループの資金力の成せる技と言えます。

とても濃く、なのに湿度を感じない、さらっとしていて綺麗に消えていく香り方がとても素敵です。

ウードやアンバーグリスで華やかさを少し抑えてあるため、万人受けするローズであり、かつ男性も行けるローズです。ローズって男性がまとうには中々抵抗がありますからね。

余談ですが、ボトルのキャップがマグネットになっており、かつしっかり重たいので、首の座った安定感も高級感があります。

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