『ライノセラス|サイ』ズーロジスト

Rhinoceros Zoologist ズーロジスト(ZOOLOGIST)

たなたろです。ズーロジスト(Zoologist)の香水『ライノセラス|サイ(Rhinoceros)』の感想・口コミレビューです。

ラム酒とタバコとレザーの渋さ全開

意外と好きな人いるんじゃないかなと言う「ラム酒」と「タバコ」の掛け合わせ。タバコはスモーキーなそれです。ラム酒系の香水をお探しの方にとっては筆頭格でしょう。

トップからラム酒にウィスキーを加えたところにタバコをくゆらせる香りで、レザーも分かりやすいです。『ライノセラス』は2014年版と2020年版があり、2014年版は廃版になりました。

2014年版の『ライノセラス』

『ライノセラス』は2014年版発売版が今まで売られていて、2020年にフォーミュラ(香りの構成)を少し変えた版が発売されています。フォーミュラを変えると今までのファンが離れたりとネガティブな側面があるため、一般的にはわざわざ表向きに言わず、こっそり変わる程度だと思います。でもズーロジストは公表するんですよね。

2014年版は10mLで所有しているのですが、「タバコ」と「レザー」が印象としては一番強いです。タバコのヤニも煙もあり、レザーやウードの低く重く渋い味わいが前面に出ている印象。

2020年版の『ライノセラス』

一方2020年版は、フォーミュラは結構近しいのですが、「ラム酒」の甘さとかフルーティさが少し強く出ています。またトップからピンクペッパーのフレッシュなスパイシーさや、バジルのハーブ感も出ており、ミドルノートに進むまでは「割と違うかも」と言う印象になりますね。渋さ一直線で押しきったパワフルな2014年版よりもより多様でにぎやかで、カジュアルな要素が強まった気がします。まあこの2020年版もパワフルです。個人的にこっちの方が好みかもと思ってます。

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