『タバコマンダリン(Tobacco Mandarin)』バイレード(Byredo)

byredo tobacco mandarin バイレード(Byredo)

たなたろです。バイレードの香水『タバコ マンダリン』を肌に乗せて試した口コミ感想レビューです。

『タバコ マンダリン』の香り

こちら2020年秋のバイレード待望の新作と言う事で、タバコ系の香り好きからの期待値が高かった作品ですね。自分もタバコ系香水はかなり集めてるので、こちらも期待大でした。

して結果はと言いますと、何度か肌に乗せて香りの変化を追ってみたところ、しっかりしたタバコ、スモーク調でした。

まずマンダリンがさらっとトップで香ります。マンダリンの甘いシトラス調は確かに香るのですが、同時にタバコやスモーキーなテイストがしっかりと厚みを持って香ります。

これは好きな人は大好きでしょうね!私なんかは「久々に日本にヘビーな香調がやって来たなあ」と感じた次第です。こういうの、年に何本もお目にかかれませんからね。もう何度かテストして、いずれ買うでしょうね。

『タバコ マンダリン』の中盤からはラブダナムやフランキンセンスの樹脂香がかなりしっかり効いている事が分かってきます。全体的にはウッディ調です。ウードも少し入っているそう。

だからかな、後半で少しわかるのですが、カストリウムらしきアニマリックさが現れます。

別の方の感想としては、セルジュルタンス(Serge Lutens)の『悪魔の寝床』(『ラ クシュ デュ ディアーブル(La Couche De Diable)』)っぽさがあるとの事。確かに。あちらはローズをメインに添えつつラブダナムなどの樹脂がきちんと敷かれたオリエンタル調で、全体的に香りの要素は似通っております。

『タバコ マンダリン』の中でラストまで1番続くのはやはりタバコ。火を灯した後のスモーキーなタバコでした。

2020年発売。

紅茶の香るタバコ系香水としては、同じナイトヴェールズコレクションの『セリエ』もお勧めです。

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