たなたろです。バイキリアン(By Kilian) の香水 『イントキシケイテッド(Intoxicated)』 を試香しました。グルマン系ですが、コーヒーの苦みが中心。大人の使用に映える逸品。
『イントキシケイテッド(Intoxicated)』の香り
バイキリアン(By Kilian) 『イントキシケイテッド(Intoxicated)』 の香りは、いわゆるグルマン系ですね。ただし普通にお菓子の様な典型的なグルマン系ではなく、スパイスの効いたコーヒーの苦み。
トルココーヒーのスパイシーでやや苦いバニラ風味が特徴です。
カルダモン+ナツメグ+シナモン+コーヒーと、スパイス+コーヒーの苦みの連鎖が中心です。30代以上かな。苦みの中に甘さを混ぜてあるので、男性でも、意外と女性でもどちらでも行けそうです。
『イントキシケイテッド(Intoxicated)』のラストはほろ苦いコーヒー一択になるのですが、通常のブラックコーヒーではなくスパイシーさ、キャラメルの甘さや暖かさなども感じます。
何度かトルコに行った事があって、喫茶店やホテルではコーヒーを出してくれる所が多いのですが、トルコのコーヒーって甘いんですよ。角砂糖をドカドカいれてくれるんです。笑
だからその甘さを髣髴とさせますね。
この『イントキシケイテッド(Intoxicated)』を肌に乗せていた日は風の強い日だったのですが、それでも道を歩いていて十分香りましたからね。香り立ちは強く、長く残るタイプです。
調香師はキリアンではお馴染みカリスベッカー
調香師はカリスベッカー(Calice Becker)。デザイナーズフレグランスでは有名な女性で、1999年のクリスチャンディオール(Christian Dior)の香水『ジャドール (J’Adore)』など有名作品を歴任された人です。
最近ではトムフォード(Tom Ford)のフレグランスの調香や、このバイキリアン(By Kilian)でも10作品ほど調香を担当しており、キリアンではお馴染みの調香師。
ジボダンのVP(役員、部長、もしくは副社長)であり、パフューマリースクール校長を2017年に襲名した調香界の大御所です。
収納ボックスも豪華
収納ボックスで言うと同じくシルバーのボックス『スモークフォーザソウル(Smoke for the Soul)』 、笑顔のドクロの『ダークロード(Dark Lord)』、ブラックのボックスの『バックトゥブラック(Back to Black)』も面白いですね。
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