たなたろです。ペンハリガン(Penhaligon’s)の香水『先進的な女性、コンスタンス(Changing Constance)』を肌に乗せた口コミ・感想レビュー。スパイスが強めに効いてる辺り、ポートレートシリーズでも個性が強い。先進的なイメージに合ってる香り。
『先進的な女性、コンスタンス(Changing Constance)』の香り
ペンハリガン(Penhaligon’s)の香水のポートレート(Portraits)シリーズの一つ、『先進的な女性、コンスタンス(Changing Constance)』。2018年発売。
保守の反対、先進的な女性をイメージした香りです。
トップはスパイスが強く香り、確かにある意味保守的なイメージのポートレートシリーズの中でもこれは先進的な方かも知れないなと感じます。多分一番個性の強い香りがこの『先進的な女性、コンスタンス(Changing Constance)』。
ミドル以降は塩、キャラメル、バニラの苦くも甘い香りに。キャラメルとか香料としてはあまり無いですからね。この流れはとても心地よい。好き。シンプルで万人受けしやすい他のポートレートシリーズが物足りない方でも、個性が強くて気に入る可能性あります。
『情熱的なアメリカ人、ミスターサム(Blazing Mister Sam)』に似てる
ペンハリガン(Penhaligon’s)の同じポートレート(Portraits)シリーズの『情熱的なアメリカ人、ミスターサム(Blazing Mister Sam)』とよく似ています。恐らくペンハリガンとしては、コンスタンスを女性向けスパイシーオリエンタル香、サムを男性向けスパイシーオリエンタル香と位置づけたいのかも知れません。
カルダモン、ピメント、タバコの、スパイシーでスモーキーな香りはディプティック(Diptyque)の『ヴォリュート(Volutes)』を髣髴とさせますね。あれも貨物船で女性が吸うたばこの煙がテーマですから。
この『先進的な女性、コンスタンス(Changing Constance)』はバニラの甘さに向かって行くので、ミドル以降はかなり違うと思います。
調香師はコーチ、ジミーチュウ、フェラガモ、ジョンガリアーノなどデザイナーズフレグランスのマーケットで調香の辣腕を振るう、ジュリエット カラグーゾグー(Juliette Karagueuzoglou)。
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