たなたろです。ラボラトリオ オルファティーボ(Laboratorio Olfattivo)の香水『パチュリフル(Patchouliful)』を肌に乗せて試した口コミ・レビューです。
『パチュリフル(Patchouliful)』の香り
『パチュリフル(Patchouliful)』の香りは、名前通りパチョリが主役です。
チョコレートっぽさのある硬めのパチュリと、ふんわりしたアイリスの柔らかさを重ねる、硬軟両様のハーモニーが楽しいオリエンタルウッディ。
名前通りパチョリの重く硬いウッディを楽しむ作品で、ラボラトリオ オルファティーボの作品の中ではかなり好きな方です。
ブラックペッパーやカルダモン、ラブダナムのほの甘い樹脂っぽさがパチョリを強調しつつ、シナモンの甘さが少しチョコレートっぽさを思わせます。
ラストはパチュリの墨汁感、なのですが、そこに行きつくまでが長い。
少しずつアイリスもパウダリーに、パチュリは樟脳の様に変わって行きます。最後の最後にアイリスの方が強まる事が多い気がしますね。
かなりよく似た香水がセルジュルタンス(Serge Lutens)の『ボルネオ1833』。
こちらもパチョリ+カカオ+ラブダナムで、こちらの方がより重く暗いのですが、最初は瓜二つにしか思えなかった程でした。
2014年発売。調香師はセシール ザロキアン(Cecile Zarokian)。賦香率は15%。
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