たなたろです。エトロ(Etro)の香水『サンダロ(Sandalo)』を肌に乗せて試した口コミ・レビューです。
『サンダロ(Sandalo)』の香り
『サンダロ(Sandalo)』の香りのメインテーマはサンダルウッドがほとんどを占めていて、トップのレモンやビターオレンジもほんのわずか香るのみです。レモンなんかは分かるっちゃ分かるんですけどね。
また乾いたパチュリがサンダルウッドをよりオリエンタルに仕上げています。
サンダルウッドは精油のサンダルウッドよりも苦みや酸味、次第に顔を出すアンバー色があり、厚みがありますね。でもそこまで派手でもなく、その他の香料も突出して分かりやすいわけでもなく、サンダルウッド1つがそこにあるかのようで面白い。
ラストは石鹸に似た穏やかなムスクの余韻を残していきます。
コンセプト的には同じエトロ(Etro)の『パチュリ(Patchouly)』と同じで、1つの素材をよりそれらしく仕立てると言うものかと思います。
エトロ(Etro)以外ですと、例えばアールフレグランス(R Fragrance)の『ジャスミンジャスミン』がジャスミン1つかの様に、様々な香気成分でよりそれらしく強調して表現しています。
1989年発売。
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