たなたろです。ニシャネ(Nishane)の香水『スパイス バザール(Spice Bazaar)』を肌に乗せて試香した口コミ・レビューです。
画像出典:indiescents.com
あまりに大当たり過ぎて試香して一番に購入してしまいました。笑
『スパイス バザール(Spice Bazaar)』の香り
『スパイス バザール(Spice Bazaar)』の香りはシダーウッドとブラックペッパーがせめぎ合う、スパイシーウッディです。
トップはユズやジュニパーなどの酸味がとても効いていて、そこにさらにブラックペッパーやクミン、サフラン、ジンジャーの辛さ、ローズマリーの軽やかなハーブが混ざり合う、とてもアロマティックでありながら刺激の強い香りが絡みあいます。スパイスはラストまで続く程強いですね。
ニシャネ(Nishane)の創業地トルコには実際にスパイス市場があり、何度も通りかかった事があるのですが、別にこの様な香り立ちではないんですよ。ユズとか無いしね。でもこの地中海沿岸のエキゾチックなテイスト、分かるんだよな。
あとブラックペッパー、クミン、サフランの様に香辛料の匂いは市場以外にもトルコの街中の至る所でするんです。ケバブ屋とかね。これで十分トルコの空気を思い出せる程です。
ラストはようやくスパイスが抜け始めるとともにシダーウッドが力強く香ります。
オリエンタル然とした香調にするなら、ここはサンダルウッドとかもっとそれっぽいものも選ばれそうなのですが、『スパイスバザール』の様にユズとシダーウッドでサンドイッチされたものは珍しく、とても面白いと思いました。
『スパイスバザール』は2015年発売。調香師はジョルジュ リー(Jorge Lee)。
コメント