たなたろです。ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)の香水『シャン ド べ(Champ De Baies)』を肌に乗せて試香した口コミ・感想レビューです。ベリー系の夏香水。ライトで心地よい香りです。
『シャン ド べ(Champ De Baies)』の香り
ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)『シャン ド べ』はラルチザン パフュームのオーデコロン(EDC)シリーズの一つ。ブラックベリーとラズベリーの香り、と思って貰えれば。
ラルチザンってカシス系、ベリー系が売れ筋なんでしょうね。ラルチザンの他のオードパルファム(EDP)に、『ミュールエムスクエクストリーム(Mure Et Musc Extreme)』(邦題:究極の黒いちごとムスク)と言うのがあります。ブラックベリーをしっかり味わいたい方はこちらが良いでしょう。
これが恐らくラルチザンの稼ぎ頭の一つで、これのライト版と言った立ち位置です。実際ムエットだけで嗅いだ人は違いがあまり分からないかもですね。
さて『シャン ド べ』のトップはベルガモット、ペアーで始まるフルーティな絡み。
ミドルはブラックベリーとラズベリー、ジャスミン、ルバーブ。ほぼほぼブラックベリーとラズベリーが中心です。このシングルノートと言っても過言ではない。
『シャン ド べ』のラストはシダー、パチュリ、アンバーですが、それは最後の最後。
全体的にベリーが中心のオーデコロン(EDC)です。
非常に軽く、シンプルな構造で、香り立ちも穏やか。夏向けですね。秋冬だとすぐ消え行ってしまいそうです。
ベリー系のフレグランスはどうしてもジューシー、フルーティにしがちですが、ラストのパチュリなどが全体を浮かれ過ぎない様に引き締めております。おかげで案外どんなシーンでも使えます。性別も年齢も関係無し。オールラウンド行けます。
『シャン ド べ』は2018年発売。調香師はイヴリン ブランジェ(Evelyne Boulanger)と言う女性。ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)の香水の調香なども手掛ける女性です。
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