たなたろです。ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)の香水『シャッセ オ パピヨン(La Chasse aux Papillons)』を肌に乗せて試香した口コミ・レビューです。
『シャッセ オ パピヨン(La Chasse aux Papillons)』の香り
『シャッセ オ パピヨン(La Chasse aux Papillons)』の香りはホワイトフローラルブーケです。
トップからジャスミン、チュベローズが中心となり、最後までホワイトうローラルを中心としたフローラルブーケが香ります。
ラルチザンがテーマにしたのは「蝶々を追って迷い込んだお花畑」で、ブーケを通り越して辺り一面が花と言うものですね。だからか、フローラル以外の要素はラストのパチュリっぽさを除いてほとんど感じられず、香りもトップ、ミドル、ラストの変化がほどんと感じられません。
お花畑の香りと言う事で、それは晴れた日かも知れないし、雨上がりの日かも知れません。数日前に嵐が過ぎ去った後かも知れません。と言う事なのか、かなりグリーンでワイルドと言うか、花弁だけでなく、葉や茎、あるいは土をも思わせる様な雑味が混じっています。よくある綺麗な上澄みを掬い取ったタイプのフローラルブーケではないのが良いですね。
主な花はチュベローズ、ジャスミン、オレンジフラワー、リンデンブロッサムなどですが、人によってはこれがイランイランやアイリス、バイオレット、オーキッドなどにも感じるでしょう。とにかくその辺りの香りが好きな方には強くお勧めします。
1999年発売。調香師は、ジョー マローン(Jo Malone London)のハニーサックル&ダバナ コロン(Honeysuckle & Davana)でフレグランスオブザイヤーを受賞するなどの実績を持つアンヌ フリポ(Anne Flipo)。
コメント